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用途 住宅(改修)
構造 木造平屋建
建築地 小松市内
設計監理 ICHIMIRI
写真撮影 HIROYA KIZAWA
大きな和風平屋住宅の部分リノベーション計画。
状態の良い物は極力残して解体範囲を少なめに抑え、コストと要望のバランスを検討しながら進めた案件。
外観や窓の位置は変えずに、一部の間取りと内装だけを変更させ、これからの暮らしに寄り添えるようにと計画しました。
LDKは改装前と同じ面積の中でもより広さを感じられるよう、視線を遮断していた壁をとっぱらい、天井を高くとる為に勾配天井へ。
廊下の一部をパントリーや水廻り空間へ変更し、現代の暮らしに合うようにしています。
内装は和風住宅のなごりも部分的に残しつつ、お施主様の好みの海外のアンティークのドアや家具が似合うように、
床を無垢のヘリンボーン貼やモルタルで仕上げ、壁に余白をつくりシンプルにスッキリとまとめました。
和室や縁側、格子戸などはほぼ既存のまま残しましたが、立派な丸太の梁やところどころに取り入れた真鍮の小物などを意匠のアクセントにして和風要素と馴染ませました。
トイレの色決めはお施主様が選んだモリスの壁紙の地色から抽出し慎重に検討、また紙壁紙ならではのマットな質感に合わせて
カウンターや手洗いボウルもマット仕上げのものを選定、海外のインテリアっぽく思いきり大胆な配色で仕上げました。
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